【コラム】ヘルプカードを作って使ってみたの巻
私は発達障害と自律神経失調症である為、長時間のパソコン作業が困難だ。
だから過集中にならないように、また逆に集中が出来ない時のトレーニングとしても仕事中や作業中はタイマーは手放せない。
でもタイマーを忘れてしまって体調悪くなる事もある。
ただ上司に言おうと思っても…言うべきなのか悩んでしまって言えず結局トイレにこもって息を整えたり嘔吐するのをガマンしたりしていた。
その時に発達障害支援センターでアドバイスをもらってヘルプカードを作ってみた。
体調が辛いなと思ったときは、日付と時間を書いて目がまわったなら目のとこにチェックしたり、体に冷や汗が出たら体にチェックしたりしてる。
そして左部分にどんな感じでしんどかったかを書いておく。
そうして「しんどい」という部分を視覚化させる。
私の場合だったら、1時間おきにカードが増えていったら3枚たまったら言おうと思ってはじめた。
はじめてみたら上司もそれを見てくれるようになって、1枚たまったら休憩入れてみようかなど提案してもらえた。
症状を口に出そうと思うとうまく言えないけど、書く事で伝えるのが楽になった。
診察の時もこれが活用できた。
この症状がこれくらい続きましたと言えるし、毎日の事って忘れてしまうからそうやってまとめて置いておくと、めまいが3日この作業の後に毎回あったとか、頭痛が5日程続いてた、これは言っておこうなどちゃんと伝えておくべき事かも判断できた。
疲れるということを実感せず過集中になってしまうので、カードにすることで実感してちゃんと休憩しようとも出来た。
書くのがめんどくさいっていう人もいると思うのでパソコンに箇条書きとかでもいいと思うし、各々いろいろなやり方があると思います。
こういう工夫をやるのが好きなので、楽しんでます。
【支援機関】障害者就業・生活支援センター
以前に、発達障害支援センターについて書きました。
ここでしてもらえる事は、主に相談を聞いてくれるという事です。
困っていることへの対処等ももちろん一緒に考えてくれます。
私が職場にうまく説明出来なかった時も、説明に行って下さったりと可能な範囲で対応してもらいました。
ただ、就職にあたっての訓練やプログラムというのは用意していないですし仕事の斡旋等も行ってないです。
相談した上での対処方法は一緒に考えてくれますが、それを出来るようにする訓練はここでは出来ません。自分の力で可能な範囲での悩みは発達障害支援センターで十分すぎるくらいでした。
特に仕事を希望されている方は、次に障害者就業・生活支援センターという支援機関も考えてみてもいいと思います。
平成27年度障害者就業・生活支援センター 一覧 (計 327センター)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000100945.pdf
↑こちらで検索可能です。
ここでは、面談し自身の希望(仕事の種類や働き方)にあわせて必要な訓練を探してくれたり、紹介してくれます。そして、就職活動のサポートと就職した後の相談や企業への相談や要望等も伝えてくれます。ジョブコーチという選択もありますが、ジョブコーチよりももっと長い期間、相談にのってくれます。
生活面の訓練方法も一緒に考えてくれます。
私の場合であれば、お金の管理が出来ない!残せない!という部分があり、残す為には月いくら使っているのかを確認して、どうやって残すか、いくら残すか等を一緒に考えてもらいましたし、
時間管理が苦手だけど、こういう事がやりたい、でもちゃんと生活に必要な食事やお風呂なども出来ていないと困る(過集中になりやすいため食事を忘れたりしてしまう)、という要望にあわせて時間スケジュールを組んでもらったりもしました。
また、ハローワークに一緒に行ってもらって登録や、相談時の付き添いも可能です。面接も企業側がOKであれば同行してもらえます。
履歴書のチェックもしてくれます。
ただ、ハローワークでも言われたのですが障がい者雇用を考えているのであれば手帳取得後にこちらに来て下さいという事でした。
私の場合、どうしてもハローワークの担当者と合わなくてコミュニケーションがうまくいかず困っていたのでこちらの支援機関を頼りました。
ここへは発達障害支援センターが私の記録を渡して説明もしてくださったので、面談はかなりスムーズに進みました。
ハローワークへも同行してもらって、別の担当者へ繋げてくださったり、自身の状況を説明してもらいました。
この時私は仕事を探していたのですが、就労継続支援、就労移行支援などの選択も考えていました。
ただ、それとは違う提案をここでされました。
それは職業訓練へ通う事でした。
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【感覚過敏】〜視覚過敏〜
人によってその症状は違うのであくまでも自身の症状と主な症状等を紹介してみたいと思います。
主な症状としては
- 特定の光をまぶしがる
- キラキラしたものを好む
- 一度にたくさんのものを見すぎると何も見えなくなる。
- 目まぐるしい街の様子を見ていると気分が悪くなる。
- スーパーやデパートの照明はとてもまぶしく苦痛である。
- 本を読むとき行や単語を飛ばしてしまう。
- ヘトヘトに疲れていると刺激がとても強く感じられる。
ありすぎて紹介しきれないんですが、これも一部で人によって症状が全然違いますし、しんどさも違います。
私は本を読んでいる時に、文字がたくさんあると見ていた所がどこだかわからなくなったりします。
キラキラしたものを好むっていうのを最初見たとき、カラスかな?って思ったんですけど実際よくよく考えてみると私はそれに該当します。キラキラしたラインストーンとかいつまでもいつまでも見ていたいくらい気をとられるんです。水の反射とかもちかちかしていて気を取られます。好きとかじゃなくてそこに意識がいってしまう感じです。そして落ち着きます。
特定の光というか、外出したら外が常にまぶしく目を細めてでないと歩けません。なので知り合いにすれ違ったらイメージダウンです(すごい形相で歩いてるわけですし)。自身の場合別の理由でマスクを常に着用していないと不安になるこだわりがあるので、サングラスをしたいんですが不審者になりがちなんで諦めてます。つばの大きめのキャップとかはしてます(日光をガード!)。
スーパーは私にとって苦手な場所です。先ず音がすごい。各売り場に流れる曲やPRの録音音声。そして人の声にさらに情報数の多い商品達と光!このオンパレードで体調が悪い時は5分もそこにいれません。ぜえぜえしながら買い物をしています。
感覚過敏から自律神経が刺激されるのか、走ったときと同じような状態に私はなります。走ったわけでもないのに息切れしたり冷や汗が出たり、目眩でふらふらになります。この辺は起立性調節障害(自律神経失調症)からきてる症状もあるみたいです。
スーパーもですがコンビニの場合はスイーツ売り場が難関です。スイーツが好きなんですが目の前にある棚の照明がちょうど目のところにあって下を向いてるのに眩しすぎて苦痛で、かなり遠くから品定めしてダッシュで取ります。
対策が可能な事はなるべく工夫を考えてやっていこうと思ってます。
一度メンバーでこの視覚過敏の話しになったんですが、私がキラキラしたものに気を取られるというのが視覚過敏に該当するっていうのに気づかなかったように全員違う見え方なんでそれがおかしいっていうことが話してみないとわからなかったんです。
そういう発見はありました。
対策グッズでやっぱり使ってるのは帽子やサングラスが多かったです。
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