【コラム】障がい者手帳について

自閉症スペクトラムADHDの併発型だとわかってから間もなく、支援センターの方との相談で障がい者手帳を申請することになりました。

 

自身がその時、失業中であり障害をオープンにした障がい者雇用も検討していたからです。

 

障がい者雇用といっても全てサポートしてくれたり配慮があるかというとそうでもないと思います(いくつか研修でいきましたので)、ただ一般就労をしていた私にとってはまだ対応が優しいなとは感じました。

 

病院へ行くというのも言い辛い所があり、オープンだとそこも配慮してもらえるのはありがたかったです。

 

数年前までは発達障害では手帳は取れないという書き込みも多くネットで目にしていました。

 

今は手帳申請可能の対象になっているので、お医者さんも聞いてくれると思います。

申請前に幼少期の頃のことや現在困っている事がきちんとお医者さんに伝わっていたらより相談もしやすいと思います。私は発達障害支援センターの方が幼少期の頃の記録や親からの話しをまとめてくださってお医者さんに渡して、病院にも一生に同行してもらったりとサポートを受けながら申請出来ました。

 

生き辛いと感じる面があれば、相談されてもいいと思います。

そうでなければ、無理に取る必要は無いと思います。

 

手帳取得のデメリットは人によってあるかとは思います、人の目が気になる方もいると思いますし、取得を検討される前に家族または支援センターやケースワーカーさん等相談しやすい方に相談される事をおすすめします。

 

手帳取得のメリットとしては、

 

ハローワークでも常に検索が可能です  

https://www.hellowork.go.jp/servicef/139010.do?screenId=139010&action=initDisp

 

 

  • 手帳所持者対応の割引サービスを受けられる

shogaisha-techo.fanweb.jp

 

また障がい者雇用にいくまでに利用可能な福祉サービスになりますが、就労移行支援や就労継続支援B型とA型等も存在します。

 

申請方法は、市町村の担当窓口にて

 

  • 申請書
  • 手帳用診断書
  • 写真

を持っていて申請します。

代理の方が申請可能だったり、病院によっては申請もしてくれる所もあるみたいです。

 

申請してから2ヶ月前後で結果がくるようです。

私は幸いにも1ヶ月で結果が来たのでそこから就活を始める事になりました。

 

その後思いもよらない体験をします。

 

またそれは別の時に。

 

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質問者の写真
けっこうすんなりと申請の流れを書いてるけど、ちゃむは申請する時「とれるかな〜〜ん〜どうなんだ〜」ってずっと悩んでたよね
解答者の写真
う…!!実際申請してみないとわからないからね。見通しのきかない結果は不安になるんよ〜
質問者の写真
手帳取得してから就活した人は他のメンバーでも何人かいるよね。でも1人で活動するの不安…
解答者の写真
就活時にも色々な福祉サービスを受け、サポートしてもらったのでまた紹介します

【コラム】薬剤過敏または薬剤過鈍

薬剤過敏または薬剤過鈍について説明しているサイトがあったので引用します。

 

大人の発達障害(PDD=広汎性発達障害)は、人によっては二次障害としてうつや強迫症状・パニック・妄想様症状・体感幻覚などをはじめ、様々な症状を呈します。その症状に沿ってこれまた様々な薬剤が処方されます。
薬剤過敏がある患者にとっては症状により最低必要限の適薬適量が必須です。
薬に超過敏な人にとっては、例えば100mg以上の錠剤しかないケースでは半錠にするとか、または顆粒状や散剤を処方してもらい、調整しやすい薬を選択することが肝要です。
薬剤の過敏さは人によって様々です。ほんの微量でも副作用や重篤な副作用(悪性症候群)を引き起こす危険性もあるのです。

それとは反対に薬剤過鈍(効きづらい・無反応)という場合もありえます。
向精神薬の過剰投与では副作用はでない(感じない)ことが多く、減薬が進むと今まで経験しなかった症状も出やすくなる傾向があります。
そして薬剤を一定量まで減薬すると、より慎重な減薬方法を心がける必要があるのです。
誤診・誤処方を受けてしまい、薬剤による副作用(薬剤性症状)に苦しんでいる
場合、これを修正するには
発達障害特性を熟知したドクターに巡り会わなければならないと同時に、本人と家族が正しい薬剤の知識を身につけていただくしかありません。しかしこれは大変難しいことですが頑張るしかないのです。
難しい場合は第三者に相談しながら、上手に薬害の苦しみを乗り越えてください。
 

 

おそらく私は薬剤の過敏があるんだと思います。

 

ストラテラで倒れてから、お医者さんから他の薬を勧められません。

 

緊張からくる肩こりがあり(感覚過敏からの刺激で緊張してしまう)、肩こりの薬を処方してもらって飲んではいるのですが日中は絶対に飲めません。副作用に眠気ありと書いてあるんですが、これですら立っていられなくなるほど眠くなってしまいます。

 

お医者さんもそこまで眠くなった人ははじめて聞きましたと言われました。

 

お医者さんによっては短い診察でたくさん薬を出す人もいるそうですし、実際私の以前の担当のお医者さんはそうでした。

 

薬剤とのバランスって難しいな〜って思いました。

 

今は自立支援を使って、薬を安く購入しています。

 

引用したサイトは他にも色々情報を掲載されています^^

 

hikaru-sodan.com

 

 

 

【奮闘記】WAIS-ⅲを受けたとき

発達障害支援センターからの勧めもあり、WAIS -ⅲの検査を受けることになりました。
 
 
これが決まってから予約が出来るのに5ヶ月かかりました。
 
 
おそらく通っている病院は支援機関または他の病院からの紹介でのみ受け入れている所なので空き待ちだっただけでテストはそこまで時間がかかることは無いと思います。
 
 
WAIS-ⅲを受けることが決まってから、調べることがクセなので体験された方の情報を探しましたがなかなかありませんでした。
 
 
今思えば調べて知らないままで良かったと思います。
 
 
ある程度知ったままだと実際ちゃんとした結果にならないと思います。
 
それにいざ受けた私ですら的確にどうだったって事は言えません。
 
 
パズルとか計算とかあったんですけど、説明するのが難しいです。
 
言語理解・作動記憶・知覚統合・処理速度という4つのカテゴリに別れ、13個のテストを受けました。
 
その場で正解を言ってもらえるわけじゃないので、ダメだったのかもわかりません。
 
思ったように伝えていくだけです。
 

なぜこれを受けたいと思ったかというと、自身の得手不得手を知りたいと思ったからです。

 
これを受けることで視覚的なのか聴覚的なのか情報を受ける際にどう処理しているかも知ることができるので、例えば仕事の指示をもらう際にもメモでもらうほうがいいのか、メモでも言葉より図のほうがいいのか、それとも言葉にしてもらうほうがいいのかなどもわかります。
 
 
 
結果はグラフにしてもらって渡してもらえます。
 
結果が出るのにも時間が1ヶ月かかるのでゆっくり待つしかないですが私はそわそわしてました。
 
グラフは結果としてはガタガタ。
 
数字の差は9以上あり、これは非常にしんどいレベルだと言われました。
 
 
結果として、幼少期の頃の記録と検査結果で自閉症スペクトラムADHDの併発型だと診断されました。
 
 
感覚過敏が出ている場合はADHDのみだとあまり見られないところがポイントでもあったみたいです。
 
 
かなり辛い職場でしたが聴覚過敏に気づくことが出来た環境だったからこそ知れた結果でした。
 
 
しんどいと思った正体をこのとき初めて知れました。
 
 
甘えとか努力不足とかそんな言葉をかける人がいるかもしれないけど、もうそんな言葉は気にしないって決めました。
 
この時まだ二次障害の鬱症状が改善されていなかったですが、もう二度と笑える日なんてこないと思っていましたが私はこの日とても晴れやかな気持ちになりました。
 
補足として金額は病院によって異なるみたいです。
 
ここを共有したことがあるんですが、2万だった人もいれば1万とか5千円、一番安かったので800円くらいでした。
 
1万以上した方のグラフも見たことがありますが、かなり細かく検査結果のことを書かれていて、私が持っているグラフ以上に細かかったのを覚えています。
 
ここも病院によって違うなんていうのは複雑ですが、検査しやすい価格だったので私は受ける事にしました。
 
 
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質問者の写真
みんなでいくらだった〜って話しになって、確認したら値段の差があることは本当にびっくりだったよね、でも私は受けて良かった。
解答者の写真
検査費用が一番高かったからびっくりした!悩んだけどそれで長年わからなかったことがわかったのは大きかったかな。